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長野県、委託業者職員が水道料金の領収書などを紛失

長野県は、7月25日に水道料金の徴収業務を委託している業者の従業員が、千曲市内で使用済み領収書や納入通知書などを入れた鞄を紛失したと発表した。

紛失したのは、一部書き損じを含む県営水道料金の使用済み領収書26件や納入通知書4件。顧客の氏名、住所、水道料金など個人情報が記載されている。さらに現金や業務委託先である電算の収納受託者印も含まれる。顧客宅を訪問する途中で、鞄ごと置き忘れた可能性が高いという。

同県では、紛失判明後に警察に被害を届け出た。また関連する世帯に対し事実説明を実施し、情報の悪用に対する注意喚起を行う。また委託業者に対し、再発防止策を講じるよう指導するとしている。

(Security NEXT - 2007/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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