Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

長野県、委託業者職員が水道料金の領収書などを紛失

長野県は、7月25日に水道料金の徴収業務を委託している業者の従業員が、千曲市内で使用済み領収書や納入通知書などを入れた鞄を紛失したと発表した。

紛失したのは、一部書き損じを含む県営水道料金の使用済み領収書26件や納入通知書4件。顧客の氏名、住所、水道料金など個人情報が記載されている。さらに現金や業務委託先である電算の収納受託者印も含まれる。顧客宅を訪問する途中で、鞄ごと置き忘れた可能性が高いという。

同県では、紛失判明後に警察に被害を届け出た。また関連する世帯に対し事実説明を実施し、情報の悪用に対する注意喚起を行う。また委託業者に対し、再発防止策を講じるよう指導するとしている。

(Security NEXT - 2007/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開