鳥取や茨城で医師による個人情報の持ち出しや紛失が発生
鳥取県や茨城県内の病院で、患者情報の無断持ち出しや車上荒らしによる紛失事件が明らかになった。
鳥取県では、南部町立病院の元医師が、主治医として担当していた患者463名の診療情報を持ち出していたことが判明した。同医師は、4月末に南部町国民健康保険西伯病院を退職する際、主治医として担当していた患者463名分の処方内容と一部検査データを印刷するなどして、持ち出していたという。
警察から患者情報の持ち出しが発生しているとの通報を5月16日に受けて判明。その後同医師に確認をとったところ、患者の了解は得て持ち出していたことを認めたという。
また茨城県石岡市の石岡第一病院では、同病院の医師が車上荒らしに遭い、患者の症例などが記録されたノートパソコンが盗まれる事件が発生した。
被害に遭ったパソコンには、患者1400名分の氏名、住所、性別、症例などが記録されていた。同病院では今後、再発防止を目指して個人情報の管理強化を職員に周知徹底するという。
(Security NEXT - 2007/07/03 )
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