Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTT西日本、関係会社で顧客情報含むPC盗まれる - 盗難防止ワイヤーが切断

NTT西日本は、委託先であるNTT西日本-関西が事務所荒らしの被害に遭い、顧客情報43件を含むノートパソコンが盗まれたと発表した。

週明けとなる5月21日にNTT西日本-関西の従業員が出勤してみると、盗難防止用のワイヤーが切られ、何者かにパソコンを持ち去られたあとだったという。その後6月6日に警察へ盗難届を提出したが、12日時点ではまだ見つかっていない。

被害に遭ったパソコンには、個人顧客によるインターネット接続サービス受注情報14件や法人顧客の受注情報、提案書29件が保存されていた。氏名、住所、電話番号など個人情報が含まれており、法人顧客については回線構成図なども記録されていた。同社では関連する顧客に対して、個別に訪問して謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2007/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Mozilla、「Firefox 137.0.2」をリリース - 脆弱性1件を解消
既知脆弱性による「FortiOS」侵害の新手法 - 初期経路封じても被害継続
「NATS Server」の一部APIに深刻な脆弱性 - アップデートを
ランサムウェア対応を学べる無償教材 - 実被害事例を参考に構成
Oracle、四半期パッチで脆弱性のべ378件に対応 - CVSS値9以上が40件
学生向け案内メールに別学生情報、差込用データに不備 - 小樽商科大
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
6月に「サイバー防衛シンポジウム熱海」 - 柔軟で先進的な対策を議論
サーバに不正アクセス、取引先や株主情報など流出 - 研創
IIJメールサービス設備内に不正プログラム - 最大6493契約で情報漏洩のおそれ