Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブサイト上に誤って個人情報を公開した職員を処分 - 大阪府

大阪府は、職員の個人情報が誤って同府ウェブサイトに公開された問題で、関係する職員9名の処分を発表した。

同問題は、4月18日に同府職員の氏名や生年月日、住所の市町村名など1万4000件がホームページ上で閲覧できる状態になったもの。同府職員が、報道資料を公開する際に誤って個人情報が記載された事務分担表を公開してしまったという。

同府では、事務分担表を無断で持ち出して公開した職員を戒告、事務分担表を他部署から入手したり提供した職員4名を文書訓告とした。また是正を怠ったり監督責任があるとされる職員4名については厳重注意となった。

今度同府では、同表を取り扱う職員を最小限にとどめ、取り扱う職員をリスト管理し、アクセス権限の付与の定期点検や異動時のデータ削除などチェック体制を強化するという。

(Security NEXT - 2007/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

都委託先でサポート詐欺被害 - 個人情報流出のおそれ
専門生対象のセキュリティコンテスト - ウェブ脆弱性を調査
非公開LFP会員リストを外部へ誤公開、旧ファイル残存 - 宮崎県
ふるさと納税返礼品提供事業者のメールアドレス流出 - 大阪市
ポケモングッズ通販に不正ログイン - 会員情報の改ざんも
Blackmagicの配信機器に脆弱性 - キー流出や乗っ取り懸念も
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
米当局、「Chromium」の脆弱性悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正