Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約6万件の貯金口座情報を紛失 - JAくま

球磨地域農業協同組合(JAくま)は、個人や法人顧客の情報を記録したMOメディアを紛失したと発表した。

紛失したMOメディアには、個人、法人あわせて6万1392件の顧客情報が記載されていた。農林中央金庫熊本支店支店から球磨地域農業協同組合へ送付された際に所在がわからなくなったもので、5月11日に判明した。

個人顧客の場合、氏名や生年月日といった個人情報が含まれているほか、法人の場合は、名称や設立日などが記載されていた。いずれも電話番号や口座番号、貯金残高といった情報も含まれているという。

同組合では、顧客に対して個別に謝罪し、事情を説明する。また不正使用に関する問い合わせは確認されていないが、電話番号や口座情報が含まれていたことから、店頭の掲示や社告などを通じて二次被害への注意喚起を進めるとしている。

(Security NEXT - 2007/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
サカタのタネにサイバー攻撃 - 侵入痕跡を確認
ネットワークにサイバー攻撃、情報流出の可能性も - 広島工業大
中学校で生徒の個人情報含む書類がファイルごと所在不明 - 横浜市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
国勢調査対象者名簿を誤送信、メアド誤り第三者へ - 熊谷市
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)