Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTT東、フレッツ不具合の原因と再発防止策 - 機器交換が障害のきっかけに

NTT東日本は、5月15日にインターネット接続サービス「フレッツサービス」や「ひかり電話」に障害が発生し、一時利用できなくなった問題で原因や再発防止策を発表した。

今回のシステム障害は、14都道県でフレッツサービス約239万回線やひかり電話約50万回線が約7時間にわたり不通となったもの。ルータ故障により装置の一部を交換したところ、ルート情報が大量に発生し、機器が処理しきれずに停止したという。同社では装置の一部をリセットするなど対処を実施し、回復した。

同社では、応急対策としてルート情報の数を減らすことによりシステムの安定化をは図る。今後は、ソフトウェアを変更することにより処理能力の向上させ、再発を防止する。

NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/

(Security NEXT - 2007/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「FortiSIEM」に深刻なRCE脆弱性 - 実用的な悪用コードも
MS、8月の月例セキュリティ更新で100件以上の脆弱性に対応
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「WinRAR」に深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃で判明
ビジネス交流会サイトに攻撃試行 - 攻撃遮断も一時閉鎖
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性