Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

はてな、不正アクセス判明後に同様の攻撃で再度侵入被害

はてなが不正アクセスの被害を受けた事件で、当初サーバ2台に不正侵入が発生したが、対策として構成を変更したサーバも同様の手口で侵入されていたことがわかった。

当初の事故では、サーバの設定にミスがあり、ブルートフォースアタックを受け、不正に侵入されたもの。不正侵入後に不正プログラムなどをインストールされる被害が発生している。

不正アクセス発覚後に構成を変更したサーバも外部からのパスワード認証を許可する設定になっており、先に被害を受けた2台と同様の手口で侵入を許したという。

同社では攻撃を把握したのち、問題のサーバに対する不正アクセスを遮断、ネットワークから隔離し、再度サーバを変更したという。今後は、管理体制やセキュリティポリシーの見直しと監視体制の強化、監視システムの開発などを進めるという。

(Security NEXT - 2007/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部サーバでランサム被害、生産活動の影響なし - 光精工
「OpenSSL」にあらたな脆弱性 - アップデートを公開
Adobe、セキュリティアドバイザリ7件を公開
「FortiOS」にあらたな脆弱性 - 悪用済み脆弱性と関連する脆弱性も
Progress製ロードバランサーに複数の脆弱性 - 早急にアップデートを
IvantiのVPNやアクセス制御製品に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
2月のMS月例パッチがリリース - ゼロデイ含む複数脆弱性を解消
「Adobe Commerce」や「Magento」に複数脆弱性 - 緊急パッチも
「iOS」「iPadOS」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Zimbra」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版へアップデートを