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山形しあわせ銀行、本人確認記録表約3万件を紛失

山形しあわせ銀行が本支店において顧客の個人情報を記載した業務資料を紛失していたことがわかった。

今回紛失が判明したのは、本店や支店で保管していた本人確認記録表。2006年11月に調査を実施し、同月や翌月12月に所在不明になっていることがわかった。

本店で紛失が判明したのは、2003年1月から2004年6月までに作成した3万2788件で、氏名や住所、生年月日、電話番号、運転免許証番号、保険証記号番号、旅券記号番号、身体障害者手帳番号、外国人登録証明書番号、国民年金手帳番号、年金証書番号など含まれる。

一方支店は、2005年5月から2006年10月までに作成した69件で、氏名や住所、生年月日、電話番号、運転免許証番号、保険証記号番号、旅券記号番号などを記載していた。

いずれも同行では、被害報告もなく、誤廃棄した可能性が高いと結論づけている。同行では、管理体制の整備や研修により再発を防止したいとしている。

(Security NEXT - 2007/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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