東京電力、顧客情報約11万件を紛失 - 誤廃棄の可能性
東京電力は、千葉支店の10事業所において、顧客情報約11万件が記録されたマイクロフィルムの紛失が判明したと発表した。
所在不明となっているマイクロフィルムには、1999年から2004年までの契約情報約11万件が記録されていた。顧客名、住所、電話番号、口座番号、電気使用量、請求金額などが含まれる。
同支店ではフィルムの保管数量の確認を進めていたが、2月16日に大原営業センターにおいて紛失が判明したことを受け、全事業所で確認作業を実施した。その結果ほかの9事業所でも紛失が確認された。
警察に紛失届を提出して捜索を続けているが、27日時点ではまだ発見されていない。同社では誤って廃棄処分された可能性が高いとしている。
(Security NEXT - 2007/02/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説