Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

千葉銀行から個人情報76件が流出 - Winny削除ミスが原因か

千葉銀行の顧客情報がWinnyネットワーク経由で流出していたことがわかった。

同行行員宅にある私用パソコンから流出したことが2月14日に発覚したもの。同パソコンにはWinnyがインストールされており、暴露ウイルスに感染したことで流出した。流出した情報は、2005年3月から4月に作成された資料で、個人や法人顧客の資料で、氏名や取引内容など76件の個人情報が含まれる。また法人の名称、所在地など95件も含まれる。

行員は2003年から2004年にかけてWinnyを利用。その後、削除したつもりだったが実際には削除されておらず流出したという。また同行では業務情報の削除を指導していたが守られていなかった。

同行では、関連する顧客へ謝罪、説明を行っている。またファイル交換ソフトの導入状況や顧客資料の持ち出しについて再確認を実施するという。

(Security NEXT - 2007/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メアド不備で5カ月にわたり個人情報を誤送信 - スポーツクラブNAS
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
サイバー攻撃でシステム障害、復旧目処立たず - 新日本検定協会
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
顧客などへのメルマガで誤送信 - 資格講座スクール
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院