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全国8支店で契約書など個人情報記載書類を紛失 - 住宅金融公庫

住宅金融公庫の全国8支店において39件の顧客情報を紛失していたことが判明した。

今回紛失が判明したのは、契約書や借り入れ申込書などで、氏名や住所、融資額など個人情報が記載された契約書や信用情報の利用同意書が33件と多かった。

また、借入申込書や添付書類など、賃貸住宅融資手続きに関する書類の紛失は6件で、氏名や住所、電話番号、職業のほか、収入や資産状況、借り入れ希望額や金利、返済期間、資金計画といった借り入れ条件などが含まれる。

同公庫では、39件のうち1件については誤廃棄を確認しているが、その他書類についても同様に誤廃棄した可能性が高いと結論づけている。また、対象となる顧客に対しては事情を説明、謝罪。研修の実施や物理的対策など再発防止に務めるという。

(Security NEXT - 2007/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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