Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ファイル交換ソフト経由で顧客情報がネット上に流出 - NTT西

NTT西日本の顧客情報232件を含む業務情報が、ファイル交換ソフトを介してネット上に流出していたことがわかった。

同社名古屋支店の取引先であるアジャストの業務委託先から流出したもの。委託先従業員の私用パソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフトを介してデータが漏洩した。

流出したデータには、愛西市や清須市、津島市、稲沢市、海部郡、西春日井郡など、2004年5月28日から同年11月30日の間に、パソコンセットアップの申し込みを行った愛知県内の個人や法人など232件の顧客名、住所、電話番号などが含まれていた。同社では、該当する顧客に対し謝罪の書面を送付する。

NTT西やアジャストは、関連会社について社内外のパソコンについて、業務関連情報の保管状況を確認し、削除などを進めていたという。今回の事故を受け、再調査の実施など関係会社における情報管理の厳格化を実施するとしている。

(Security NEXT - 2007/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

岡山県が運営する複数サイトで改ざん - 一時復旧するも再び被害
サイバー攻撃で個人情報流出の可能性 - アサヒグループHD
「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
「Windows 10」サポート終了 - 重要度が高い更新は「ESU」で継続提供
SAP、10月の定例パッチを公開 - 複数のクリティカル脆弱性
元従業員が取引先情報を不正流出、営業利用から発覚 - ヤマト運輸
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正