Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

P2Pやキーロガーなどの企業の脅威を排除「AntiMalware v5」 - アークン

アークンは、Windows Vista対応の法人向け不正プログラム対策ソフト「AntiMalware v5」を発売した。

同製品は、スパイウェア、ハッキングツール、トロイの木馬、ウイルス、ワームなどを検知、駆除する法人向けの不正プログラム対策ソフト。マルウェアデータベースにくわえ、P2Pソフトやキーロガーなど、企業防衛上対策が必要ないわゆる「グレーツール」にも対応した拡張マルウェアデータベースを搭載。特にP2Pソフトの対応範囲を150種類、6000シグネチャ以上に強化した。

専用クライアントツールの機能強化により、企業のポリシーに合わせた柔軟な適用や強固な集中管理が可能。また、同社の現行製品と比べてプログラムの容量を約40%軽量化するとともに、プログラムの起動時間、およびスキャン速度が約50%向上した。これにより、ほかのウイルス対策ソフトとの併用がしやすくなったという。

初年度ライセンスの価格は、ウイルス対策機能付きの「AV」タイプが2万7750円/5クライアントから。スパイウェア対策が中心の「AS」タイプが2万250円/5クライアントからとなっている。今後は、スタンドアロン版やASP版などのリリースを計画しているほか、発売を記念した期間限定の各種キャンペーンも実施する予定。

(Security NEXT - 2007/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性