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顧客情報が保管されたサーバ盗まれる - 健康食品会社

健康食品を販売するクロレラサプライは、2006年12月23日に同社が顧客の個人情報などを管理していたサーバを何者かに盗まれた。同社では、28日に警察へ被害を届け、詳細について調査を行っているという。

今回の事件は、同社内にある顧客管理用のサーバが盗まれたもの。同社の発表によれば、同サーバには、セキュリティロックなどを行った上で警報装置などを備えた室内で施錠管理していたが、破壊されて持ち去られたという。

保存されていた個人情報は、氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレスのほか、一部クレジットカード番号なども保存されていた。また、同社での購入履歴や症状なども含まれる。

盗まれたサーバには約80万件の個人情報が含まれていたと一部で報道されているが、同社は取材に対して現在調査中として詳細の明言は避けた。事件の経過や調査結果については、ホームページで公開していくとしている。

(Security NEXT - 2007/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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