Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Skype APIを悪用して拡散するトロイの木馬に注意 - 米Websense

米Websenseは、人気IP電話ソフト「Skype」を媒介とするトロイの木馬を確認したとして注意を発している。

確認されたトロイの木馬は、SkypeのAPIを利用するもので、Skypeを利用していると、プログラムがSkypeへのアクセスを求めているとしてダイアログが表示される。ここで誤ってアクセスを許可してしまうとパスワードを盗んだり、さらなる拡散やリモートサーバへ接続を試みる他の悪意あるコードがダウンロードされるという。

なお、トロイの木馬が利用しているのは仕様として提供されているAPIであり、Skype自体の脆弱性ではないとしている。

(Security NEXT - 2006/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
米子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 天龍製鋸
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性