Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

従業員宅から4万件を保存したPCが盗まれる - NTTレゾナント

ポータルサイト「goo」などを運営するNTTレゾナントの従業員宅から、顧客の個人情報を保存した個人所有のノートパソコンが盗まれたことがわかった。

持ち去られたパソコンには、同社が2005年10月から11月にかけて実施した「豪華商品ザクザク!キャンペーン」の応募者情報4万4723件が保存されていた。ユーザーID、氏名、郵便番号、住所、年齢、メールアドレスのほか、一部には電話番号も含まれる。同社では、対象となる顧客へ個別に連絡し、謝罪や事情説明など事故対応を進める。

同社によれば、顧客情報を社外へ持ち出すことについて禁止していたが、守られていなかった。盗まれたパソコンやファイルに対してパスワードを設定していたという。同社では今回の事件を受け、管理運用体制の見直しや教育の強化を行う。

(Security NEXT - 2006/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県