Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

但陽信金、配送業者が顧客情報312件を紛失 - 口座番号など含まれる

但陽信用金庫は、配送業務の委託先が、顧客情報312件が記載された一覧表を配送の途中で紛失したことを明らかにした。

所在がわからなくなったのは、ファックスで振り込みが行える「しんきんファクシミリ振込サービス」の契約情報などが記載された一覧表。

紛失した一覧表は2種類で、「しんきんファクシミリ振込サービス契約情報ファイル一覧表」には、顧客名、電話番号、口座番号、取引店舗名などを含む顧客情報120件が記載されていたほか、「しんきんファクシミリ振込サービス契約別振込先情報一覧表」には受取人名、口座番号、振込先金融機関、支店などを含む顧客情報192件が記載されていた。

同サービスを運営するしんきん大阪システムサービスが書類を同金庫へ配送する際、委託配送業者である大阪航空サービスが紛失した。社内やほかの荷物に紛れている可能性が高く、捜索しているという。また、該当する顧客やその振込先に対し、説明と謝罪を行う。

(Security NEXT - 2006/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト