Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

空知信金、顧客情報含む伝票紛失事故2件が判明

空知信用金庫の本店および厚別支店において、顧客情報が記載された伝票の紛失が明らかになった。

本店で紛失が判明したのは、2000年4月から7月の間に取り扱った伝票5万2028枚。記載されている顧客数は延べ6万1239名で、氏名、住所、口座番号、取引金額などが含まれる。2004年に本部書庫へ移送した際、誤って廃棄物保存場所に混入し、そのまま処分したとしている。

また厚別支店では、1997年2月10日に受け付けた伝票387枚の紛失が判明した。記載されている顧客数は延べ498名で、氏名、住所、口座番号、取引金額が記載されている。本部書庫に保管されていたが、同支店が一時借り出した記録があるのみで、紛失の原因と思われる行為は発見できなかったという。

紛失した伝票の取引内容に関する問い合わせには、他に保存してあるデータを照合して対応する。今後は、顧客情報の管理徹底に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性