宿泊者情報475件がネット上に流出 - 青森県内のホテル
青森プラザホテルは、顧客情報475件がネット上に流出したと発表した。社員のウイルス感染パソコンから流出した可能性が高いとしている。
流出したのは、2003年4月から2003年10月29日の間に同ホテルを利用した法人の名称、住所、電話番号、および宿泊者個人の氏名など475件。10月25日に外部からの指摘により判明した。
同ホテルによれば、約3年前に社員が法人顧客情報を持ち帰り、自宅のパソコンでダイレクトメール用のリストを作成、そのまま削除されずに保存していた。今回、ウイルスした同パソコンが流出原因とみられている。当時同社ではリストの持ち出しを禁止していた。
同社では再発防止策として、業務資料の外部持ち出し禁止、情報管理部門の設置、情報セキュリティ基本規則の制定、内部監査の実施のほか、ログの保存などを実施する。
(Security NEXT - 2006/10/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
