Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「仕事をきちんとすれば職場パソコン私的利用は問題なし」が半数

約7割のユーザーが、職場から私的にインターネットを利用していることが、ネットスターの調査によりわかった。

同調査は、ネットスターが「職場でのインターネット利用実態調査」として、2004年から実施しているもので、今回で4回目。7月7日から8日にかけて職場でインターネットを利用するユーザーを対象に実施。有効回答は515件だった。

同調査によれば、7割以上のユーザーが職場でインターネットを指摘に利用しているという。特に30名未満の企業では、アクセスポリシーを設定している企業がわずか2割程度に留まり、私的にパソコンを利用ユーザーは9割弱に上った。

頻度も毎日とするユーザーが約7割。個人的な調べものが84.6%と最も多かったが、気分転換やウェブメール利用などといった回答も目立った。また、ブログやSNSへのアクセスに利用しているユーザーもいる。

職場パソコンの私的利用に対する意識としては、約半数が「仕事をきちんとしていれば、問題ないと思う」と回答。同社では、「私的利用のリスクを具体的に教育することやアクセス制限を行うことが重要」と指摘している。

(Security NEXT - 2006/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
オンラインショップ侵害され、詳細を調査 - 京都の料亭
顧客向けDMを一部紛失 - 京葉ガスサービスショップ運営会社
複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を