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山田建設、分譲マンションの顧客314名分の個人情報がWinny流出

山田建設は、元社員の私用パソコンがウイルスに感染し、分譲マンションの顧客314名の個人情報を含む業務データが、Winnyを介して流出したと発表した。

流出したのは、マンション分譲販売に関する業務データの一部。顧客314名分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれていた。2006年2月に退職した元社員が、同年1月に物件の販売に関する社内データを持ち帰り、自宅のパソコンに保存。ウイルスに感染したことにより、Winnyを介して流出したと見られている。

同社では、該当する顧客に対して報告と謝罪をした。不正利用などが発生した場合は、弁護士や専門家と協力して対応したいとしている。今後は、業務データの外部持ち出し禁止を再徹底するなど、情報管理体制を強化して再発防止に努めるという。

(Security NEXT - 2006/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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