Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

浦幌町関係者の個人情報入りPCが業務委託先で盗難被害

北海道浦幌町役場職員や町民の個人情報371件が保存されたパソコンが業務委託先から盗まれたことがわかった。

業務を受託していた大丸藤井が盗難被害にあったもの。同社によれば7月1日に同社社員の自宅が空き巣被害に遭い、浦幌町役場から管理を委託された役場職員および町民の個人情報371件が保存された業務用パソコンが何者かによって持ち去られたという。

業務資料が保存されており、浦幌町役場から管理を委託された役場職員および町民の個人情報371件が含まれていた。

同社員は、浦幌町への出張後いったん事務所に戻ったが、施錠されていたためやむなくパソコンを自宅に持ち帰り、その翌日自宅から盗まれた。同パソコンには複数のパスワードが設定されているという。

同社では、今年の4月にもWinnyを介した個人情報の流出事故が発生。その後、情報漏洩対策を進めていたが、対策が徹底されてなかった。今後は社員教育や、業務データの暗号化など、再発防止に努めたいとしている。

(Security NEXT - 2006/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を