Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

杉並区、防犯メールに電子証明書を活用 - なりすましや改ざんを防止

杉並区は、8月1日より同区が発行する防犯メールに電子署名を活用する。

同区危機管理対策課が発行している「杉並区子ども見守り情報」「杉並区空き巣・ひったくり情報」で電子署名を採用したもの。メールの信頼性を高め、なりすましや改ざん、フィッシング詐欺といったことを防止するのが狙い。

電子証明書を確認するためには、S/MIME対応のメールソフトが必要で、携帯電話には未対応。今回、電子証明書にはビートラステッド・ジャパンの「SureMail」を採用した。

電子証明書を提供するビートラステッドは、「情報の即時性という観点から携帯電話での受信者も多い。今後の携帯電話メールでの電子署名対応が期待される」とコメントしている。

(Security NEXT - 2006/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を
「GNU Libmicrohttpd」に複数脆弱性 - 実験的コンポーネントに起因
JetBrains「YouTrack」に複数の脆弱性 - トークン漏洩のおそれも
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
サイト侵害で個人情報流出の可能性 - 幼児向け通信教材会社
説明会の参加者向けメールで誤送信 - 鳥取労働基準監督署