Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報を含む業務データ入りPCが盗難被害に - 中部テレコミュニケーション

中部テレコミュニケーションは、6月10日に取引先の社員が空き巣被害に遭い、同社の社員や顧客の個人情報を含む業務情報が保存されたパソコンなどが盗まれたことを明らかにした。

被害に遭ったのは、自宅で作業する目的で持ち帰った業務用のパソコン、および個人所有の外部記憶装置など。同社と取引先の社員の電話番号やメールアドレスなど、個人情報が数十件含まれていたという。また顧客情報も含まれているが、詳細は現在調査中だとしている。

パソコンには暗号化処置が施されていたが、外部記憶装置は暗号化されていない。同社では該当する顧客に対し説明と謝罪を行うとともに、取引先を含めて情報の厳正管理を徹底するとしている。

同社では、今年5月にも書類発送時に他の顧客情報が誤混入する事故が発生している。

(Security NEXT - 2006/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開