Wordに悪意あるコードが実行される脆弱性 - MSは修正プログラムを準備中
マイクロソフトは、同社ワープロソフト「Word」に外部からコードが実行される脆弱性が見つかったと発表した。
影響を受けるのは「Word 2002」と「同2003」で、悪意あるファイルを開くとリモートでコードが実行されるという。修正プログラムはなく、信頼のおけないファイルをそれぞれのソフトウェアで開かないよう同社では注意を喚起している。
また、ファイルを表示する必要がある場合は、今回の脆弱性を含まず、無償で提供されている「Word Viewer 2003」を使用するか、Wordをセーフモードで利用してほしいとアナウンスしている。
現在、同社では修正プログラムの用意を進めており、6月14日の月例セキュリティパッチリリース日を待たずに公開したいとしている。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (919637)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/919637.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2006/05/26 )
ツイート
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加