Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

新聞社関連の個人情報流出が相次いで判明

毎日新聞関連会社や朝日新聞が管理する個人情報の流出が相次いで判明した。

毎日新聞では、同社関連会社である毎日開発センターが運営する無料会報サービス「毎日フレンド」の会員情報流出が判明。同会は毎日新聞の読者を中心に構成されており、含まれる個人情報は6万5690名分にのぼるという。

関連会社社員がデータを自宅へ持ち帰り作業したところP2Pソフトウェア「Share」経由で流出したと見られる。含まれる個人情報は、氏名、住所、電話番号、生年月日、趣味。個人情報以外にも販売店2200件の情報が含まれていた。

一方、朝日新聞では、同社が雇用したアルバイト学生の個人情報がWinny上へ流出していることが25日に判明。アルバイト男性が持ち帰った情報が私有PC上より流出したもので、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど170件が流出している。

(Security NEXT - 2006/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国勢調査員が書類紛失、外部持出なしと説明 - 生駒市
県立校文化祭、事前登録者への案内メールで誤送信 - 埼玉県
KDDIとNEC、セキュリティ分野で合弁会社United Cyber Forceを設立
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正