長期休暇前にセキュリティ対策の再点検を - IPAやJPCERT
情報処理推進機構(IPA)やJPCERTコーディネーションセンターは、ゴールデンウィークを迎えるにあたって、情報セキュリティ対策について再確認を行って万全の体制をとるよう、アナウンスしている。
長期休暇中はシステム管理者が不在となり、対応の遅れなどから被害が拡大する危険もあることから、注意を呼びかけているもの。
OSやアプリケーション、ウイルス定義ファイルを最新の状態にするとともに、使用しないサーバやパソコンの電源を切るなどの措置を勧めている。さらに、万が一の場合に備えてデータのバックアップも必要についても触れている。
またIPAでは、社外へデータ持ち出しについても言及し、データの流出を防止するため、持ち出す際の申請手続きを整備することはもちろん、脆弱性が見つかったWinnyなど危険なソフトについては利用の中止を訴えている。
一方、JPCERTでは、休暇終了後には、利用機器において休暇中にセキュリティの問題が発生していないか確認したり、持ち出していた機器がウイルスに感染していないか確認するよう促している。
(Security NEXT - 2006/04/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
