Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

長期休暇前にセキュリティ対策の再点検を - IPAやJPCERT

情報処理推進機構(IPA)やJPCERTコーディネーションセンターは、ゴールデンウィークを迎えるにあたって、情報セキュリティ対策について再確認を行って万全の体制をとるよう、アナウンスしている。

長期休暇中はシステム管理者が不在となり、対応の遅れなどから被害が拡大する危険もあることから、注意を呼びかけているもの。

OSやアプリケーション、ウイルス定義ファイルを最新の状態にするとともに、使用しないサーバやパソコンの電源を切るなどの措置を勧めている。さらに、万が一の場合に備えてデータのバックアップも必要についても触れている。

またIPAでは、社外へデータ持ち出しについても言及し、データの流出を防止するため、持ち出す際の申請手続きを整備することはもちろん、脆弱性が見つかったWinnyなど危険なソフトについては利用の中止を訴えている。

一方、JPCERTでは、休暇終了後には、利用機器において休暇中にセキュリティの問題が発生していないか確認したり、持ち出していた機器がウイルスに感染していないか確認するよう促している。

(Security NEXT - 2006/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高