Winnyによる情報流出への対策を - 総務省が注意喚起
総務省は、Winnyなどファイル交換ソフトを介した情報流出事故が多発している現状を受け、家庭や企業における対策法などを掲載して注意喚起を行った。
同省では一般家庭における対策として、Winny使用の経験がある場合には、パソコン内のデータを削除し、あらたにソフトウェアをインストールする「クリーンインストール」を行うよう求めている。また、家族間でパソコンの使用状況を確認し合い、Winnyの危険性について注意し合うことも重要だとしている。
企業における対策としては、業務に使用するパソコンにWinnyなど危険なソフトを導入しないよう徹底するのはもちろん、業務データの持ち出しに関するルールを策定して周知徹底させることが必要だとしている。
同省では、Winnyを介した情報流出事故の多くは個人所有のパソコンで発生しているとして、国民1人ひとりがその危険性を認識し、対策を講じるよう求めている。
(Security NEXT - 2006/04/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
