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住商情報システム、Winny対策ツール2種類を無償配布

住商情報システムは、米eEye Digital Securityが開発したWinny対策ツール「eEye Winny Scanner」および「eEye Winny Monitor」の無償配布を開始した。

「eEye Winny Scanner」は、Winnyの検出に特化したネットワークスキャナ。指定したIPの範囲についてパケットを調査し、Winnyが動作している端末を検知することが可能。ネットワークに大きな負荷をかけず、アクセス権がない端末についても検知できる。

「eEye Winny Monitor」は、ネットワーク内のWinnyのパケットをリアルタイムに解読、接続元、接続先のIPアドレスを表示する。さらに、端末を特定した上でTCP接続をリセットすることが可能。Winnyのトラフィックを強制的に遮断できる。

(Security NEXT - 2006/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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