ザイオン、顧客情報を流出 - 検索サイトから複数のユーザーがアクセス
IT関連サービスを展開するザイオンは、サーバのメンテナンス時における運用ミスにより、同社の顧客情報821件が流出したと発表した。
流出したのは、同社のイベントの際に使用した顧客情報821件。顧客の氏名、電話番号、メールアドレス、会社名、会社住所などが含まれる。
漏洩は4月5日に判明。調査により外部からのアクセスは33件あったことがわかった。検索エンジンのキャッシュにも一時保存されたが、キャッシュへのアクセス数は把握できていない。
流出の原因は、イベントに用いられたデータがメインテナンス時にミスにより削除されなかったためで、外部からアクセスできる状態だった。その後の定期的なチェック体制も不十分だったとしている。
同社では該当データをサイト上から削除。検索サイト側に残っているキャッシュについても削除依頼をした。今後は個人情報保護に向けて社内体制を強化して、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2006/04/10 )
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