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東京電力、顧客名が記載された資料をそのまま講演で使用

東京電力は、顧客名を記載したままの資料を講演に利用していたと発表した。

同社によれば、システムの運用方法などに利用する社内参考資料に顧客情報が記載したまま利用していたが、社外の講演においてそれらを消去せず、利用していたことがわかったという。

記載されていた情報は、顧客23件の情報で、契約者名義や契約容量といった情報が含まれていた。また、資料はCD-ROMに収録され、3200枚が配布されている。

同社では、顧客に事情を説明。現在、配布したCD-ROMの回収を急いでいる。

(Security NEXT - 2006/03/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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