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ネットエージェント、Antinnyの感染形跡を調査するソフトを無償提供

ネットエージェントは、Winnyによる情報流出を引き起こすウイルス「Antinny」に感染した形跡があるかを調査するソフト「Antinny発覚」の無償提供を開始した。

同ソフトは、過去にAntinnyに感染した形跡があるかを簡易調査するもの。さらに、気が付かない間に同ウイルスの発信者となっていないか、ウイルスのアップロード歴についても確認できる。

同ソフトはWinny自体の削除を行わず、感染形跡を検出するもので、流出の兆候から初動対策までの時間を短縮し、被害の拡散を抑止することができるとしている。

同社では、万が一感染が見つかった場合は、コンピュータ内に残る証拠を調査するコンピュータ・フォレンジックの専門家に依頼して、被害範囲の特定など事故へ対策するよう勧めている。

(Security NEXT - 2006/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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