三菱京都病院の患者データ入りパソコンが盗まれる
三菱京都病院は、2005年12月30日深夜から31日未明までの間に、業務委託先において患者の個人情報が保存されたパソコンが盗まれたと発表した。
業務委託先である医療機器メーカーの担当者のパソコンに保存されていた個人情報が盗まれたもの。同病院で利用する機器に不具合が発生、原因究明のためにデータをコピーし、自宅へ持ち帰っていたが、担当者の自家用車からパソコンを持ち去られたという。車は施錠されていた。
パソコンには患者の氏名、住所、電話番号、性別、身長、体重、生年月日のほか、主治医の氏名や検査項目などが保存されていた。担当者はただちに警察へ被害を届けたが現在も発見されていない。
同院では患者に対して事情を説明した上で謝罪するとしている。また、今後判明した情報はホームページで報告する予定。
(Security NEXT - 2006/01/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部情報の流出を確認、詳細を調査 - 長崎船舶装備
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
委託先でランサム被害、調査完了まで約11カ月 - 損保ジャパン
有形文化財サイトが改ざん、修正時の設定変更を失念 - 秋田市