Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

UFJ銀行、搬送車が襲撃され顧客情報奪われる

UFJ銀行は、12月2日に搬送車襲撃事件が発生し、顧客情報が記載された書類などを鞄ごと強奪された。

祖父江支店の駐車場内で襲撃にあったもの。その後奪われた鞄は発見されたものの、入っていた書類の一部が見つかっていないという。

持ち去られた書類には顧客情報約450件が記載されており、氏名や口座番号などが含まれるという。同行では、行内の資料と照らし合わせて該当する顧客を特定し、個別に連絡しているという。

今回の襲撃事件により、UFJ銀行へ収納業務を委託していた中部電力についても、「電気料金払込取扱票」を奪われたと公表した。書類は、照合処理のため本部へ配送される予定だった。氏名や電気料金、顧客番号などが記載されていたとしている。

(Security NEXT - 2005/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分