違法コピー率10%低下で、2兆8800億円の経済効果 - BSA調査
ビジネス ソフトウェア アライアンスは、ソフトウェアの違法コピー率を低下させることで得られる経済効果を調査し、その結果をまとめた「世界経済効果調査」を発表した。
同発表によれば、国内の違法コピー率は現在の28%で、これから10%低減させた場合、2006年から2009年までの間に2兆8800億円の経済効果が見込めるという。同社ではその結果、国内IT市場規模は14兆8800億円に達することが可能だとしている。さらに4800億の税収アップや2万5000人の雇用創出などメリットがあるという。
ワールドワイドでは、ソフトウェア違法コピー率が1%減少するごとに、4000億ドル規模の経済効果が期待されるという。日本の調査結果は、調査対象国中で3番目に高い経済効果だった。
(Security NEXT - 2005/12/09 )
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