スパイウェアの被害が増加傾向に - トレンドマイクロレポート
トレンドマイクロは、日本国内における2005年11月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。
同レポートによれば、ウイルス感染被害の総報告数は先月の5115件から増加傾向にあり、11月は8065件となった。スパイウェアやアドウェアの増加傾向は先月から引き続いており、スパイウェアの「SPYW_GATOR」は先月と変わらず1位。そして2位はアドウェアの「ADW_SHOPNAV」となっている。
同社ではこの結果について、スパイウェアという言葉の知名度や、ユーザーの個人情報保護に対する感覚が高まっているためではないかと分析している。また、米Sony BMGのCDに含まれていたコピー防止機能を悪用した不正プログラムについても確認されている。
さらに、RealPlayerやFlash Playerなど、広く普及しているソフトウェアにセキュリティホールが発見されており、今後これを悪用する不正プログラムが現れる可能性が高いとして、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2005/12/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み