Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

富士ゼロックスOS、機密文書回収システムをリリース

富士ゼロックスオフィスサプライは、国内の富士ゼロックス関連会社を対象に機密文書をリサイクルする「機密文書回収システム」の販売を開始した。一般ユーザーには2006年1月より提供を開始する予定。

機密度の高い書類を扱う回収箱「R-BOX」と一般機密文書を扱う回収箱「B-BOX」を用意。「R-BOX」A4サイズの場合で5000枚を入れることができ、機密封印シールおよびバーコード月専用シールで封印。回収当日か翌日に製紙会社へ搬入、処理される。運搬経路はGPSにて追跡でき、処理時の写真付き溶解報告書がメールにて届けられる。さらにオプションにより動画によりリアルタイムに処理を確認することも可能。

「B-BOX」では、指定宅配業者が回収ボックスを引き取り、製紙工場へ搬入される。いずれも回収から溶解されるまでの費用を含んでおり、溶解された文書はトイレットペーパーに加工される。

(Security NEXT - 2005/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道