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三菱証券が顧客情報紛失 - 5907名分の口座番号など

三菱証券は、顧客情報管理の強化を図るため保管状況の点検を実施したところ、「取引残高報告書(控)」の紛失が判明したと発表した。

同社によれば、紛失したのは2003年6月分の「取引残高報告書(控)」で、個人顧客5907名分の氏名、口座番号、取引内容などが記載されていた。また、1981件分の法人顧客情報も記載されていた。

同社の内部調査によれば、同書類は誤って焼却廃棄した可能性が高いという。また、資料の復元は完了しており、今後の取り引きに関して実質的な支障はないとしている。同社では、窓口を設けて問い合わせに応じるとともに、顧客情報の管理を徹底して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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