Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三菱証券が顧客情報紛失 - 5907名分の口座番号など

三菱証券は、顧客情報管理の強化を図るため保管状況の点検を実施したところ、「取引残高報告書(控)」の紛失が判明したと発表した。

同社によれば、紛失したのは2003年6月分の「取引残高報告書(控)」で、個人顧客5907名分の氏名、口座番号、取引内容などが記載されていた。また、1981件分の法人顧客情報も記載されていた。

同社の内部調査によれば、同書類は誤って焼却廃棄した可能性が高いという。また、資料の復元は完了しており、今後の取り引きに関して実質的な支障はないとしている。同社では、窓口を設けて問い合わせに応じるとともに、顧客情報の管理を徹底して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み