NTT西日本ら、生体認証に対応したICカードシステムを提供
NTT西日本とNTTカードソリューションは、生体認証の技術と多目的ICカードを組み合わせた「バイオメトリクス対応 ICカードセキュアシステム」の提供を開始した。
同システムは、ディー・ディー・エスが提供する生体認証技術と、NTTサービスインテグレーション基盤研究所が開発したマルチアプリケーション対応ICカード「ELWISE-CARD」を組み合わせたセキュリティシステム。
同システムを導入することで、複数拠点をネットワークで結んで運用している業務システムなどにログインする際の本人認証を強化することができる。指でなぞるタイプの指紋センサーと「周波数解析法」を採用しており、乾燥指や肌荒れした指なども登録可能。
指紋情報は、各個人に配布されたICカードに格納されるため、指紋情報を格納した専用データベースや、データを暗号化した専用ネットワークなどは不要。参考価格は、クライアント100台、ユーザー100名の場合で400万円から。
(Security NEXT - 2005/09/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にRCEや情報漏洩のおそれ - 2月の更新で修正済み
「Ivanti EPM」「VeraCore」が脆弱性攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
「Lucee」旧版に「XXE脆弱性」 - リモートよりコード実行のおそれ
「Apache Ranger」のCSV出力機能に脆弱性 - 修正版が公開
ローコードAI開発ツール「Flowise」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃の指摘も
卒アル作成事業者にサイバー攻撃、個人情報流出の可能性 - 柏市
JPCrypto-ISACが設立 - 暗号資産業界の情報共有など推進
「Commvault」のウェブサーバモジュールに脆弱性 - アップデートを
「セキュリティ・キャンプフォーラム2025」、オンラインで開催
「MS Edge」にアップデート - ダイアログ回避の脆弱性を修正