Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、不適切な表現を伏字にする機能をメッセンジャーに追加

マイクロソフトは、MSNメッセンジャーにおいて、会話の中に乱暴な表現や不適切な表現に注意を促す「会話セーフティ機能」の体験版を提供開始した。

同機能は、メッセンジャーを使った会話の中に乱暴な表現や不適切な表現が含まれていた場合、伏字にしたり、注意を促すメッセージを送信するもの。会話ウィンドウのアプリボタンから「会話セーフティ機能」をクリックすると、プログラムが起動する。ただし、同機能を利用するには、会話の相手もプログラムの使用を承諾する必要がある。

会話の中に「おまえ」などの乱暴な言葉遣い、および「馬鹿」など相手を侮辱する言葉や、暴力、アダルト関連の放送禁止用語が入力された場合に機能する。該当する言葉を伏字にして表示するとともに、注意を促すメッセージを送信する。また、不適切な表現が繰り返し送られた場合には、会話を強制的に終了する。

(Security NEXT - 2005/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
サイトが改ざん被害、仮設サイトを設置 - 日本体操協会