トヨタレンタリース、プログラムのバグで顧客情報が流出した可能性
トヨタレンタリースは、車両管理ウェブサービスに不具合があり、他の顧客が閲覧可能だったと発表した。
問題となったシステムは、トヨタ自動車が開発、トヨタレンタリースの顧客が利用している車両管理ウェブシステム「TCMサポート」。プログラムの作成ミスにより、入力されている車両データの一部が、旧契約のデータから新契約のデータに引き継がれる際、他の顧客へ引き継がれる自体が発生したという。
含まれていたデータは、運転者名、駐車場情報などで、約500件が他の顧客に閲覧可能だった可能性があるとしている。
同社では、閲覧可能となってしまった氏名などを削除。さらにプログラムのミスを修正した。
(Security NEXT - 2005/08/12 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開