ACCS、個人情報漏洩事件で元研究員と和解
コンピュータソフトウェア著作権協会は、同協会ウェブサイトより個人情報が流出した事件で、個人情報を不正に入手した元国立大学研究員との民事訴訟について和解が成立したと発表した。
同事件は、同協会のホームページの不備を尽き、同研究員が個人情報などを入手。セキュリティイベントでアクセス方法や個人情報を公開したもの。刑事訴訟では、不正アクセス禁止法違反で有罪判決確定している。ACCSと個人3名が民事訴訟を提起していた。
ACCSによれば、元国立大学研究員が損害賠償を認め、謝罪文を提出することに合意することで和解したという。同研究員のACCSに対する謝罪文は、7月25日から1カ月間、ホームページ上で公開するという。
(Security NEXT - 2005/07/28 )
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