Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カネボウ子会社、事務所荒らしで個人情報入りパソコンを紛失

カネボウは、同社子会社であるカネボウ興産が運営するフィットネスクラブの事務所において盗難被害が発生し、個人情報が記録されたパソコンや現金が盗まれたと発表した。

同社によれば、フィットネスプラザ・シギノの事務所において7月4日から5日にかけて何者かが侵入、パソコン1台と現金が盗まれたという。パソコンには、氏名、生年月日、住所、電話番号、性別、学歴など、同フィットネスクラブ顧客の個人情報83件が記録されていた。パスワードは設定されていたという。

被害が発覚した後、フィットネスクラブでは警察へ被害届を提出、該当する顧客へ電話で状況説明を行い、謝罪したという。また、カネボウ興産社長名で状況説明を添えて、謝罪状を送付したという。

今回の事件を受け、カネボウグループにおいても、グループ全体で管理強化を実施すると発表している。

(Security NEXT - 2005/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局