総務省、個人情報漏洩でケイ・オプティコムに厳重注意
総務省は7月5日、5月に発生した個人情報漏洩を受け、ケイ・オプティコムを厳重注意とし、個人情報の適正な管理の徹底を文書により指導した。
ケイ・オプティコムにおいて約1万2000件の個人情報漏洩事故が発生したことを受け、同省では事実関係の説明を求めていた。同社が6月に行った報告により、業務上の必要性からやむを得ず個人情報を社外に持ち出していたが、その際の手続きや遵守すべき事項が明確にされておらず、個人情報を持ち出す際の対策が不十分だったことが判明したという。
同省では、「個人情報の保護に関する法律」および「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」の安全管理措置義務などに違反があったとして、遺憾の意を表明すると同時に厳重注意とした。
(Security NEXT - 2005/07/05 )
ツイート
PR
関連記事
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
