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UBS証券とUBS銀行、顧客情報入りハードディスクを紛失

UBS証券は、顧客情報が含まれるハードディスクを紛失したと発表した。UBS証券に加え、業務委託を受けていたUBS銀行の顧客情報も含まれる。

同社では新システム以降に伴い、内部調査を実施し、その際に判明したもの。ハードディスクには、 同社において1999年9月から2004年8月までに取引のあった顧客情報約9500件分が保存されていた。そのうち500件には、氏名や住所、電話番号、口座番号、取引記録、口座残高など個人情報が含まれている。

また、UBS証券がUBS銀行東京支店の委託を受け、 同支店のデータについても移行作業を行っていたため、同行の顧客情報約6000件も保存されており、約300件の個人情報が保存されていた。

同社では、誤って廃棄した可能性が高いとする一方、外部へ流出した場合でも特殊なフォーマットでデータが記録されていたため、容易には読み込みできないとしている。

(Security NEXT - 2005/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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