イオンクレジット、個人情報が含まれるCDの利用記録用紙を紛失
イオンクレジットサービスは、奈良県内のキャッシュディスペンサーにおける利用記録用紙(ジャーナル)を紛失したと発表した。
同社がCD機の警備およびメンテナンス業務を委託している東洋テックが、回収過程で紛失したという。提携先の顧客を含む148名分の個人情報が含まれていた。クレジットカードの場合、氏名、会員番号、取引情報が、キャッシュカードの場合、氏名、口座番号、取引情報が記録されていた。暗証番号は含まれていないとしている。
現在、捜索を行っているが発見されていない。同社では、対象の顧客に対し、直接謝罪し、カードの無効措置や再発行手続き、不正利用の監視など対応する。提携先の顧客ついても同様の対応を提携先へ依頼した。
今回の事件を受け、同社では、業務委託先に対する管理や指導を徹底するとしている。また、東洋テックに対し、安全管理対策の強化を申し入れ、その実施状況の監査を実施、監督を強化する予定。
(Security NEXT - 2005/05/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト