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イオンクレジット、個人情報が含まれるCDの利用記録用紙を紛失

イオンクレジットサービスは、奈良県内のキャッシュディスペンサーにおける利用記録用紙(ジャーナル)を紛失したと発表した。

同社がCD機の警備およびメンテナンス業務を委託している東洋テックが、回収過程で紛失したという。提携先の顧客を含む148名分の個人情報が含まれていた。クレジットカードの場合、氏名、会員番号、取引情報が、キャッシュカードの場合、氏名、口座番号、取引情報が記録されていた。暗証番号は含まれていないとしている。

現在、捜索を行っているが発見されていない。同社では、対象の顧客に対し、直接謝罪し、カードの無効措置や再発行手続き、不正利用の監視など対応する。提携先の顧客ついても同様の対応を提携先へ依頼した。

今回の事件を受け、同社では、業務委託先に対する管理や指導を徹底するとしている。また、東洋テックに対し、安全管理対策の強化を申し入れ、その実施状況の監査を実施、監督を強化する予定。

(Security NEXT - 2005/05/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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