Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロ、ウイルス対策ソフトの契約期間を無償延長

トレンドマイクロは、ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」における不具合問題に関して、ユーザーへの対応策を発表した。契約期間を、個人法人問わず、無償で1カ月延長するという。

同社では、個人ユーザーへの対応として、ウイルスパターンファイル2.594.00の障害が発生した2005年4月23日時点で、「ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ」および「ウイルスバスター2004 インターネット セキュリティ」の、ウイルスバスタークラブ会員契約が有効であった全てのユーザーを対象に、契約期間を無償で1カ月延長するとしている。

また、復旧費用の実費を、1シリアル当たり8500円を上限として負担する。業者に依頼せず自分で復旧作業を行ったユーザーに対しては、契約期間を無償で3カ月延長する。

法人ユーザーに対しても同様に、障害が発生した時点で「ウイルスバスター コーポレートエディション」「ServerProtect」「Trend Micro Client/Server Security」「ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ」「ウイルスバスター2004 インターネット セキュリティ」のサポートサービス契約が有効だった全てのユーザーに対して、契約期間を1カ月無償で延長するという。

(Security NEXT - 2005/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性