Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTコム、分散記録でノートPCの情報漏洩を防止する新製品

NTTコミュニケーションズは、外部記憶装置にデータを分散することでノートPCからの情報漏洩を防ぐ「セキュアドライブ」を開発したと発表した。

同製品は、PCへドライバをインストールし、外部記憶装置にデータを分散させることにより、情報の安全を確保する製品。独自に「秘密分散システム」を開発し、Windowsのドライバレベルで実装したことにより、リアルタイムに分散、復元処理を行う。分散、復元処理にともなう動作遅延は10%程度だという。

データは、ノートPCと外部記録装置に分散され、単独の分散データからは元のデータが復元できず、片方を紛失しただけでは漏洩の危険はないとしている。

(Security NEXT - 2005/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
勤務時間に60時間以上に私的ネット閲覧、副校長処分 - 横浜市
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル
VPN経由でランサム攻撃、情報の外部公開を確認 - ベル・データ
ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ
「FortiOS」脆弱性や不正コード混入「Githubアクション」の悪用に注意喚起 - 米政府
SAP、3月の月例パッチを公開 - 新規アドバイザリ21件を公開
Google製脆弱性スキャナの最新版「OSV-Scanner 2.0.0」が公開