Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JCB、カード番号7624件が記録されたフロッピーを紛失

ジェーシービーは、カード番号情報7624件が記録されたフロッピーディスク1枚を、データ処理業務を委託したシステム会社との授受過程で紛失したと発表した。

同社によれば、3月7日にシステム会社から受領した施錠付きFDコンテナをそのまま社内で保管し、後日開錠して内容物を確認したところ、FDが収納されていないことが発覚したという。その後社内を捜索したが、現時点では見つかっていない。

紛失したFDには、カード番号と申込書番号の数字情報のみが記録されており、カードの有効期限や氏名、住所といった顧客の個人情報は含まれていない。また、FDは暗号化、およびパスワード保護がなされているという。

同社では、被害に遭った顧客に対しお知らせを送付して謝罪し、経緯について説明するとともに、顧客の意向に応じてカードの再発行手続きを行うとしている。また、専用の窓口を設置して、電話での問い合わせに対応する。

(Security NEXT - 2005/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意