Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アドビがAcrobatにタイムスタンプ導入 - e-文書法に対応

アドビ システムズは、「Adobe Acrobat 7.0 日本語版」において、電子化した文書の証明力を高めるPFUのタイムスタンプサービスを採用することにより、「e-文書法」に対応したソリューションを提供する。

4月1日より施行される「e-文書法(通称)」の重要要件である、電子化された文書の完全性の確保を目的として、「Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版」、および「Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版」にプラグインできるソフトウェア「PFU タイムスタンプ for Adobe Acrobat」が提供される。これにより、証明力の高いデータ保存が可能となる。

電子署名、タイムスタンプを電子文書に含め1つのファイルとして管理が可能。また、 「Adobe Reader 7.0」による電子署名、タイムスタンプの検証が可能なため、あらたに検証用のソフトウェアを追加する必要がない。

プラグインソフトは、PFUのホームページより無償ダウンロードできる。利用価格は、1000スタンプ発行できるライセンスパックが1万500円、1万スタンプ発行できるライセンスパックが10万5000円となっている。

(Security NEXT - 2005/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ